写真生データの拡張子は?
そもそもデジタルカメラで撮影したデータには、基本的に二つのファイル形式があります。 一つが、よく知られている「JPEG(ジェイペグ)データ」。 そしてもう一つが「RAW(ロウ)データ」です。
RAWデータのデータ量は?
RAWはデータが重い
約2000万画素のカメラで撮影したRAWは1枚辺り20~30MBくらいです。 JPEGなら高画質設定でも4~6MB程度でしょうか。
RAWデータの特徴は? 約2000万画素のカメラで撮影したRAWは1枚辺り20~30MBくらいです。 JPEGなら高画質設定でも4~6MB程度でしょうか。
RAWデータはカメラの中で色味や明るさの調整をしていないそのままの生のデータなので、圧縮されず、明るさの露出補正やホワイトバランス、色合いや彩度など、全項目をソフトで調整することができます。 どれだけ明るくしても、暗くしても全く荒れません。 どんな色合いにしても荒れません。
RAWデータの拡張子一覧は?
代表的なカメラメーカーのRAWデータの拡張子は下記の通りです。
- Canon(キヤノン) CR2, CR3, CRW.
- FUJIFILM(富士フィルム) RAF.
- Leica(ライカ) RWL, DNG.
- Nikon(ニコン) NEF, NRW.
- OLYMPUS(オリンパス) ORF.
- Panasonic(パナソニック) RW2.
画像を開く Camera Raw で RAW 画像を処理するには、Adobe Bridge で Camera Raw ファイルを選択してからファイル/Camera Raw で開くを選択するか、Ctrl + R キー(Windows)または Command + R キー(Mac OS)を押します。
画像フォーマットの一般的は?
JPEG(ジェイペグ) JPEGとは「Joint Photographic Experts Group」の略でもっとも標準的な画像ファイル形式です。 主に、静止画像データを圧縮する際に用いられ、1,677万色のフルカラーを表現することができるので、写真等の色数の多いものに適したファイル形式です。
画像フォーマットの一覧は? ここでは、それぞれの特徴について紹介します。
- JPEG形式(拡張子:jpg・jpeg)
- PNG形式(拡張子:png)
- GIF形式(拡張子:gif)
- Photoshop形式(拡張子:psd)
- TIFF形式(拡張子:tif・tiff)
- ※CMYK:
- ビットマップ形式(拡張子:bmp)
- TARGA形式(拡張子:tga)
画像高画質保存の拡張子は?
高解像度で使用する場合に用いるTIFF
なんのことかというと、JPEGのように圧縮によってデータを損なうことがないため、大きな画像が必要な場合などに用いられることが多いようです。 拡張子は「.tif(.tiff)」で、デジタルカメラの保存などでときたま見られるかもしれません。
RAWデータのピクセル数は? なんのことかというと、JPEGのように圧縮によってデータを損なうことがないため、大きな画像が必要な場合などに用いられることが多いようです。 拡張子は「.tif(.tiff)」で、デジタルカメラの保存などでときたま見られるかもしれません。
画素数によるデータ量の例
カメラの画素数 | RAWで記録した場合のデータサイズ | RAW現像後のPSDファイルのデータサイズ(16bit/チャンネル) |
---|---|---|
1600万画素(12bit圧縮RAW) | 約14MB | 約95MB |
4200万画素(14bit非圧縮RAW) | 約85MB | 約253MB |
RAWデータの仕組みは?
デジタルカメラで撮影すると、レンズから入った光を、「撮像素子CCD(Charge Coupled Device)」や「CMOS(Complementary MOS)」と呼ばれるイメージセンサーに写し、デジタルデータに変換する。 この変換したデジタルデータがRAWデータだ。