CPKとは何の略?
CPK(クレアチンフォスフォキナーゼ)は心臓をはじめ骨格筋、平滑筋など筋肉のなかにある酵素です。 これらの細胞に異常があると、CPKが血液中に流れ出すため、高い数値を示します。 CPK値に異常がある場合は、心筋梗塞などが疑われ、痛みの有無や心電図検査を総合して診断します。
工程性能指数の求め方は?
"工程性能指数/工程能力指数"は、工程能力を数値で表したもので、"考える特性を、その規格の上下限の幅を標準偏差の6倍で除した値(両側公差の場合)" で定義されます。
工程能力指数の記号は? 工程能力指数は一般にCpの記号で表されます. 工程能力指数を示す記号としてPCI(Process Capability Index)が用いられる場合もあります. 工程能力指数を用いることで, 対象の工程でどの程度規格を満足することができるかを数値で表すことができます.
なぜ標準偏差を求めるのか?
例えば、標準偏差5分の場合、分散25分² となるので、分散を見るだけでは実際に平均値からどれくらいばらつきがあるかが直感的にわかりにくいのです。 そのため、実際に平均値からどれくらいばらつきがあるのかを把握するためには標準偏差が使われます。
CP値の意味は? 工程能力指数(Cp)
標準偏差とは測定を繰り返した時にどのくらいばらつきがあるかを示す値です。 分子は図面などで決められた値なので、分母つまり標準偏差によってCpが変動します。 よってばらつきが小さいほどCpは大きくなり、工程の状態が良好であることを意味します。
標準偏差とは測定を繰り返した時にどのくらいばらつきがあるかを示す値です。 分子は図面などで決められた値なので、分母つまり標準偏差によってCpが変動します。 よってばらつきが小さいほどCpは大きくなり、工程の状態が良好であることを意味します。
CPの目安は?
cp(工程能力指数)
cp(cpk)の基準 | 目安 |
---|---|
cp≧1.67 | 非常に優れた工程能力 |
1.67>cp≧1.33 | 優れた工程能力 |
1.33>cp≧1.0 | まずまずの工程能力 |
1.0>cp≧0.67 | 不良品が多く改善が必要と判断 |
Cpの評価については、一般的に以下のようになっています。
- Cp≧1.67 工程能力は十分すぎる(コストダウン検討可能)
- 1.67>Cp≧1.33 工程能力は十分である
- 1.33>Cp≧1.00 工程能力はほぼ良好である
- 1.00>Cp≧0.67 工程能力は不足している
- 0.67>Cp 工程能力は非常に不足している
Cpk 工程能力 いくつ?
表1. Cp(Cpk)の値と工程能力判断を参考にすると、上限は1.67>Cpk≧1.33を満たしており、工程能力は充分です。 しかし、下限は1.00>Cpk≧0.67であるため工程能力が不足しています。 前述しましたが、Cpkは上限・下限のどちらか小さい数値を採用します。
CPの算出式は? A. 上限規格だけあるヒストグラムのCpは「Cp=(上限規格値Su-データ平均Xbar)/3s」と計算されており,上限規格を考慮して計算された値です.
工程能力指数の基準は?
工程能力の判断基準は、以下のようになります。 工程能力指数が1.33以上あれば、工程能力は十分です。 この値であれば規格外れが出る確率は、大体0.006%くらいになります。 つまり、工程能力指数1.33を達成していれば、不良率約0.006%の工程を維持できているということになります。