PNGフォーマットの種類は?
一言で「PNG画像」といっても、「PNG-8」「PNG-24」「PNG-32」という3種類のファイルタイプが存在します。
PNGチャンクの種類は?
チャンクの種類はいろいろありますが、絶対に必要なチャンクが3種類あり、 IHDR と IDAT と IEND です。 IHDRは画像のサイズやカラータイプなどの情報が保持されてる場所で、IDATは実際の画像データが圧縮された形式で格納されています。 IENDは画像データの終わりを表します。
PNGチャンクのサイズは? PNGイメージは最初の8バイトを除いてチャンクと呼ばれる構造で成り立っています。
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基本的なデータ構造
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基本的なデータ構造
名称 | サイズ | 説明 |
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IENDチャンク | 12byte | PNGファイルの終端を表す |
JPGとPNG どっちがいい?
画像データを保存する際に、結局どちらを選べばいいのか、迷いますよね。 「色調の変化が多い画像・透過部分がない画像・画質よりも低容量が好ましい」に当てはまる際にはJPG、「塗りつぶし部分の多い画像・透過部分がある画像・容量よりも高画質が好ましい」に当てはまる際にはPNGを利用してみましょう。
PNG画像のメリットは? PNGのメリット
- フルカラー(約1670万色)を扱える(PNG-24)
- 写真など、色数が多いものをJPEG以上に綺麗に表示できる(PNG-24)
- 画像の背景を透過できるのでロゴ等に使用できる(PNG-24)
- 加工してもJPEGのように劣化せず綺麗な画質を保てる
PNGの最大解像度は?
JPG、JPEG形式は8192 x 8192まで、PNG形式は4096 x 4096まで対応しています。
PNGファイルの構造は? PNGファイルは「チャンク(Chunk)」 と呼ばれる構造を成すデータの塊が複数集まって成り立っています。 先頭8バイトの「PNG識別子」以外、PNGファイル中に存在するデータはすべてチャンクを形成しています。 PNGファイルを理解するにはチャンクから始めなければなりません。
PNGの特徴は?
PNG(ピング)は、とくにウェブで使われるために生まれた画像形式です。 256色を扱える形式と、JPEG同様フルカラー(1677万色)を扱える形式のどちらにも対応可能なため、グラデーション画像にも境目のくっきりしたアイコン画像にも利用できます。 JPEGと異なり、保存を繰り返しても画質は劣化しません。
PNGファイルのシグネチャは? PNGファイルはまずファイルの先頭に8バイトのシグネチャと呼ばれるバイト列が存在します。 これは「このファイルがPNGファイルであること」を示すもので、固定の値が入ります。 10進数だと「137, 80, 78, 71, 13, 10, 26, 10」です。
イラストのフォーマットは?
ここでは、それぞれの特徴について紹介します。
- JPEG形式(拡張子:jpg・jpeg)
- PNG形式(拡張子:png)
- GIF形式(拡張子:gif)
- Photoshop形式(拡張子:psd)
- TIFF形式(拡張子:tif・tiff)
- ※CMYK:
- ビットマップ形式(拡張子:bmp)
- TARGA形式(拡張子:tga)