共通鍵暗号のデメリットは?
共通鍵暗号の欠点は、その特徴である「暗号化する時と復号する時では同じ鍵を使用する。」 ということです。 自分が暗号化したデータを自分で復号する分には問題ないのですが、他者に復号させる場合、自分と他者でひとつの鍵を共有し、その鍵は自分たちだけの秘密にしておく必要があります。
ハイブリッド暗号の特徴は?
ハイブリッド暗号とは、公開鍵暗号と共通鍵暗号(秘密鍵暗号)を組み合わせた暗号化方式。 公開鍵暗号によって共通鍵暗号の鍵を配送し、共通鍵暗号で伝送内容本体の暗号化を行なう。 Webの暗号化などで広く普及しているSSL/TLSなどで用いられている。
公開鍵暗号方式のメリットは? 公開鍵暗号方式では、受信者が作成した2つの鍵(公開鍵、秘密鍵)を利用して、送信者とデータのやり取りを行います。 通信でやり取りするデータの安全性が高い(改ざんやなりすましの防止ができる)。 公開鍵の管理が楽(公開鍵を1つだけ公開すればいい)。
共通鍵暗号方式の代表例は?
共通鍵暗号方式の代表的な暗号アルゴリズムは、DES・AES・RC4ですが、現在主流となっているのはAESです。
共通暗号方式の例は? 共通鍵暗号では、暗号化と復号に同じ鍵を使用 します。 共通鍵暗号で使用するアルゴリズムには「RC4、DES、3DES、AES」などがあります。 現在主流な 暗号化方式は「AES」です。 AESは、無線LANのWPA2でも採用されている暗号化方式です。
なぜ暗号化が必要なのか?
暗号化とは、基のデータを様々な方法を用いて暗号化することで、第三者が見ても意味の分からない情報に変換することです。 そのため、外部から不正アクセスをされても、解読されない限りはデータを見られたり、改ざんされるといったリスクを抑えることができます。
公開鍵と秘密鍵の違いは? 公開鍵とは、通信を暗号化する際に必要な鍵のことです。 誰でも利用できるように公開されています。 一方で秘密鍵とは、暗号データを複合する際に使う鍵を指し、特定のユーザーのみが所有します。
共通鍵と公開鍵の違いは?
公開鍵暗号方式では暗号化(復号)するときに「公開鍵」「秘密鍵」という別々の鍵を用いるのに対し、共通鍵暗号方式では、「共通鍵」という同一のものを使います。 「共通鍵」情報は公開されておらず、送信側と受信側のみで共有されているのが特徴です。
通信の暗号化の危険性は? 脆弱性を抱え、盗聴・改ざんのリスクもあるSSL通信
SSLによる暗号化通信では、たびたび脆弱性も報告されている。 機密情報が扱われる暗号化通信は、悪意のある攻撃者のターゲットになりやすく、その被害も拡大する恐れがある。
SSLによる暗号化通信では、たびたび脆弱性も報告されている。 機密情報が扱われる暗号化通信は、悪意のある攻撃者のターゲットになりやすく、その被害も拡大する恐れがある。
ファイル暗号化のデメリットは?
ファイル暗号化単体では完璧な安全性を保てない
実際に、暗号化を実施しても完全な安全性を確保できないため、注意が必要です。 例えば、不正アクセスやウイルスによってデータを盗まれた際、もしその犯人が高度な復元ソフトを持っていれば情報は読み取られてしまうでしょう。
実際に、暗号化を実施しても完全な安全性を確保できないため、注意が必要です。 例えば、不正アクセスやウイルスによってデータを盗まれた際、もしその犯人が高度な復元ソフトを持っていれば情報は読み取られてしまうでしょう。