キャッシングは、After Effectsで使用されるプロセスで、ユーザーによる変更から情報を保存します。これを再利用することで、より効率的に実行してパフォーマンスを向上させることができます。たとえば、初めて画像をレンダリングするときには、そのレンダリングに関する情報がアプリケーションに格納されるため、再度レンダリングすると速くなります。
キャッシュファイル(AECACHEファイルを含む)が大きくなることがあります。時間の経過とともにサイズが大きくなり、コンピュータに負担がかかります。また、After Effectsはバックグラウンドでディスクキャッシュを実行するため、この問題を認識できない可能性があります。ただし、[設定]→[メディア]の順に選択して、ディスクキャッシュを消去できます。ディスクキャッシュをクリックし、Empty Disk Cacheを次にクリックします。この操作でAECACHEファイルが削除されない場合でも、アプリケーションはまだキャッシュファイルを使用している可能性があります。手動でキャッシュを消去するには、キャッシュフォルダに移動してファイルを削除する必要があります。